07.　030307 群馬県民会館
Mona Lisa OVERDRIVE TOUR 2003（BUCK-TICK）
も一度此処で逢えるなら。

櫻井祭りという事でみな特別な思いを持って集まった県民会館。
雨降ってましたけどね。

初めて中に入ったけど、凄く綺麗なホール。会場入り口側の大きな窓一面のツツジが圧巻でした。
今回のツアーTである今井デザインTを着ている人がちらほら。格好良いかも。

30分押しで開演。
っトーゼンに当然｢ナカユビ｣。突き立てますとも。席から遠いせいかちょっと音圧物足りないくらい。

さて皆さんのご衣裳。2階42列から見たらこんな風に見えます。

櫻井氏：黒T(ノースリーブ？)&皮パンで男っぽい。
今井氏：グレージャケ&グレーパンツで渋く。
星野氏：黒かグレーのジャケット&パンツ。裾は靴の中に入れるのがブームでしょうか。ってゆーかその赤いのはつぎはぎですか。貧乏なウチの子？とか一瞬思ってしまいました。
ヤガミ氏：上赤十字入り。下はどう見てもスパッツにしか見えませんでした。という細身の黒パンツ。
ユータ氏：相変わらずの黒ジャケ黒パンツ。いや。黒パンタロン(白ライン入り)か。微妙だ(汗)

「残骸」「MONSTER」「BUSTER」まで切れまくり。なんだか知りませんが俺がブッ飛ばしてます。ヘドバン楽しー！！とばかりに首を振りまくり。と言う訳でステージの上で何が起こっているかなんてアハハ。MONSTERでは、背後のスクリーンに戦争をイメージした画像が。でも、メンバー見るのに一生懸命で、あまり見てないです。頭にきのこ雲出てきたくらいしか。

このあたりであっちゃん｢着せてもらいました(はあと）｣と着物を羽織ってました。女物っぽい柄。ってゆうかお引きずり様って昔居たよね。(いつの昔だか)着物は追ってうろうろする頭の不自由なお嬢さん(昔は綺麗だったに違いない)とか言う感じの。ロングの着物をばっさばっさ振るのがお気に入りなんでしょうか櫻井氏。

「戦争なんかヤダよなぁ？」とか何とか言いつつ(←見事なまでにMC憶えてません)「無知の涙」。最近の櫻井氏反戦ムードなんでしょうか。まぁ、この日がなんだか最終決断だったんですよね。イラクの武装解除か何かの。続いて「LION｣リズムとってノるのが難しいです(苦笑)「カイン｣で思いっきりぼんやりしてて歌いだしをすっ飛ばし慌てる櫻井氏がキュート。
「Six/Nine…アルバムSix/Nineから…狂った曲を…」と、「限りなく鼠｣これが来るか。櫻井氏の狂ったような低音がキモチイイ。今日は、櫻井氏から目が離せません。低音もちゃんと通るんだよな。ちゃんとミキシングしてるからだろうけど…一度、間近でどのくらいの声量だか生声で聞いてみたい。叶わぬ夢だけど。 「ASYLUM GARDEN」「Tight Rope」この位の音程の曲が歌いやすいのかなぁ。とか考えてみたり。とくにアサイラム。サビとか、ものすごい声が出てて鳥肌。考えてみると、此処までのセットリストってなかなか王道ばっかりですね。(鼠は違うと思うけど)

「BLACK CHERRY」「セクシーな曲を…」とか言った様な気がする。意味としてはそんなもんだ(あはははは）ポリゴンのような女性体と男性体のボディが向かい合った画像あり。そして「君にはとっても似合うはず　花と平和と・・・」とか何とか言って今井君のほうを指して(指したように見えました！見えたんだって！勝手に脳内で萌えたって良いじゃないさ！)「GIRL」これも画像あり。どんなだったか憶えてないけど。そして「LIMBO」でノリモードに切り替え。とにかく今日は、遠くで見えないし、楽しもうと心に決めた。楽しくてしょうがない。

そしてお待ちかね「原罪」おっしゃヘドバンー！！お前はメタルでも見に行ってしまえと言われんばかりのヘドバン。あーでも、この程度のリズムに付いていけなくなってる俺が居ました。（落涙）泣く泣く倍のリズムで振ってましたけど。悔しい！すげぇ悔しい！！！！こんなので歳を感じるのもどうかと思うけど。というか、こんなにヘドバンするの、ほんとに何年ぶりだろう、と思うくらい久々だからしょうがないのかもしれないけど。NHKホールでは、きっと追いついて見せる（決意）＜無理っていうかムチウチになります。

「みんなで歌おう！」と「愛ノ歌」。どうやって。このときの画面には色んなネガティブな意味を持つ漢字がずらずらと表示されているのですがサビの「愛」に合わせてそのときだけ赤い「愛」の文字が表示されるのです。アレは多分担当の人が愛の時だけボタン押して挿入とかするのかなとかぼんやり考えてました（笑）必死でタイミング計るんだろうなとか思うと（笑）
そして、ゆーたんが前のモニタに立ち上がってました♪baby,I want youがなくなったいま、この曲が萌え曲になるわけですね。ユータファン（俺）はほっと胸をなでおろしました。

本編ラストは「Mona　Lisa」。後ろの画面にはあのジャケ写のモナリザ君（命名）とコードが。こうしてみると、まあいいのかなぁとか思ってしまうけど。あの顔が生理的にダメだわ俺。CDで聞くと、「太陽ニ殺サレタ」のような緊迫感で迫り来るこの曲なんですが、ライブだと踊ってしまった。謎。

アンコール、4人が出てくる。あっちゃんは？あっちゃんは？？とか思ううちに「Sid Vicious ON THE BEACH」。この会場の全ての人が「学芸会を見守る母のような気持」で今井君を見て居たに違いない（笑）少なくともあたしはそんな眼で今井君を（笑）英彦のコーラスがあんまり聞こえなくて残念。アタシ、英彦のコーラス好きなんです。「めーりさんのひっつじ。ひっつっじ。ひっつっじ♪」のイントロが鳴り響き「細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」イヤッホウゥ！！！！とまたヘドバンする阿呆が此処に。間奏でも「メリーさんの羊」が。こんなメロディーの引張り方をする今井君がとっても好き。好き。好きだってば！これだからアタシの永遠のヒーローなんです。「もう1曲聞いてください」と「idol」。もうお腹一杯です…
個人的にはidolよりDOWNの方が好きです（笑）あっちゃんセレクションなんだろうなぁ。idolの手振りが好きなんだろうか。でも、歌ってて気持いい曲だとは思う。音程的にも丁度良いだろうし、思いっきり声を出せて気持ちよさそう（に見えるんです）だし。

2度目のアンコール。
みんなでハッピーバースデイ。幸せ。

あっちゃんが出てくる。
久々にメンバー紹介。英彦氏、櫻井氏に向けて手をひらひらと。いや！連れて帰るこの人！！！！＜何故かものすごいツボにはまったらしい。
「どうも有り難う、幸せものです。気をつけて帰ってください」ってヲイ！！！と場内をビックリさせたところで「さくら」あー良かった。このまま退場かと。やっぱこの時期この場所は「さくら」なんだろうね。サクラの花びらを思わせるライトが綺麗。最近久々に「あさきゆめみし」（漫画だ（笑）読んだ所為か「深草の野辺の桜し心あらば　今年ばかりは墨染めに咲け」の句が思い出されます。「桜に心があるならば、愛しいひとを失った今年ばかりは、墨染めの喪の色に咲け」とまぁ、そんな意味だそうです。櫻井氏の心には、今も喪の桜が降りゆくのでしょうか。とちょいセンチメンタル。

ラストは「極東より愛を込めて｣…ゴメン、俺はもうお腹一杯（涙）なんつーかね。でも、思いっきり暴れてきたけど。
マイクスタンドにそれまで羽織っていた着物を引っ掛けてあっちゃん退場。アニィがドラムのヘッドを投げるも、ブーメランのように戻ってきてしまい（笑）もう一度投げてました。


そしてゆーたん。

着物はおりました。
裾が引きずっているのはご愛嬌（笑）

そのまま帰り際に大の字ジャンプ！！

来て良かった。＜この一瞬で全てが報われたらしい。
というか、ずっと狙っていたに違いない。そうだろうこのパンタロン野郎！

櫻井祭りで群馬、というものすごい日に此処に居られた事に感動。
総括で言うと、今回ゆーたんカワイイ度は低めのようです。横揺れよりも、鳩のような首の動きが目に付きましたです。どっちにしろ愛しい事に変わりはありませんが。でもあのパンタロンは微妙だわー。俺的に。もうちょっと、柔らかめの生地なら…いや、それも微妙か。。（汗）
あっちゃん、MCとかの変度が増してませんか。沈黙でファンが固まって失笑が何度かありました。アルコール付けのボケ老人を見る生暖かい眼で見られる前に何とかせい。（笑）そういうとこが良くもあるんだけど、でも、なんか会場のファンの目がそういう感じになりつつあるような気が。あらあらしょうがないわねー♪の対象が、頼りない子供というよりもなんかもう…（汗）逆に切なくなるよ。
とはいえ、櫻井氏のボーカルに圧倒されまくりの今日。なんのてらいもなく、まっすぐに声を出す人だな。と思う。それがもともと持ってる声質とあいまって、あの独特の歌声になるのだな。と。個人的には遠藤遼一がそうでなくなったのが死ぬほど悔しいのですが。

あっちゃんが、とても幸せそうにしていたのがとても嬉しい。
いつか群馬で、前で見たいです（とほほ）