24.030505 芝メルパルクホール
INTERACTIVE LIVE SHOW "LIMBO-54"(平沢進)
見よ!これが我らの「誇るべき」DANCER達だ!
SE:賢者のプロペラ
01 狙撃手
02 祖父なる風
03 CAMBODIAN LIMBO
04 Siren *セイレーン*
05 INDRA(多分)
06 庭師KING
07 橋大工
08 ツオルコフスキー・クレーターの無口な門
09 TOWN-0 PHASE-5
10 我が心の鷲よ 月を奪うな(プラネット・イーグル)
11 LOVE SONG
12 帆船108
13 BLUE LIMBO
14 HALO
15 LIMBO-54
16 高貴な城
17 サトワン暦8869年(8888年?)
EC01 Rukton or Die
EC02 ロタティオン(LOTUS-2)
SE:SOLAR RAY
気が付いたらなぜか会場で当日券を買っていました。今月の生活どうしよう。
今日もグッドエンドへ向けて頑張るのです。
というより、会場のルートは昨日で判ったので、今日はDANCERの皆さんにかかっているといっても過言ではないラスト公演。
重い回線、時間制限のある重圧、会場に行きたくても行けない人の想い。
今回のインタラクティブライブ、本当に在宅オーディエンスの方々の力で成り立っていたような気がします。
彼らの苦労に比べたら、会場で声を嗄らす位何程の事か。
進路は昨日と同じルートを辿ったため、曲目的にも同じでした。
だから文章とかコピペ多いんだけど、雰囲気を損なう気がするので文章そのまま乗っけて行きます。
暗闇に鳴り響く地鳴りのような音。
「今のはなんだ?
ここは何処だ?」
「私は死んだのか?」
「死んでもいないし、生きてもいない。」
向こうから消えたんだ。
LIMBO-54というショーの途中でな。」
「客はどうしてる?」
「まだ気が付いていない。」
「戻らなきゃ。」
「言いにくい事だが、既に客もいない。」
「どういうことだ。」
「ナノ重複は起こり、あの星は楽園のように再生した。
しかし人類がいない。
ナノ重複後の世界に人を生じさせるには、
元いた人のうち誰一人として欠けてはいけない。
お前はナノ重複のときBLUE LIMBOにいなかった。
騙した訳では無い。試したのだ。
正気か?
せっかく楽園が再生したのに。
人類は責任を負えるのか?
だが、お前が望むなら、88分だけ時間を戻すが──
厄介な事になるぞ。
88分前には、生存の確率下に有るもう一人のオマエが存在する。」
「ヒラサワが3人になるのか?」
「私をオマエと一緒にするな。
便宜上、お前をヒラサワA、もう一人をヒラサワBと呼ぼう。
オマエがナノ重複を起こせば、生存の確率下ヘ移行し、AとBは統合する。
いいんだな?ここに観客と、可逆時計が現れる事になるんだぞ?
やるのか?やらないのか?」
「やる。」
ACTION! -歓声によって可逆時計を操作し、時間を戻せ。- 今回はすんなり22分ずつ時間が戻りました。 (というか、もともとそういう物だったのでしょうか?) |
平沢登場。LIMBOに乗って下手から上手へ。中央を過ぎた辺りで赤い覆面赤い装束のスナイパー(バズーカ持ってた)に狙撃される。
昨日も居たのかなぁ。この人。丁度反対側から見ていたからわかんなかったのかな。
(昨日は1F13列上手側、今日は1F24列中央より下手側)
「よく来たな。GREEN LIMBOの乗り心地はいかがかな。
私はルーク・サトワン・コンディアナ。
便宜上、『本物のヒラサワ』と読んでもらおうか。
ボワファイをこよなく愛する種族の一員であるお前に、
良い知らせと、悪い知らせがある。
オマエ達は、人を殺める為にボワファイを用い
そしてそこから利を得る者たちがいる。
強引な繁栄だな。
オマエの星から、既に108のサインズが失われた。
残るはあと108だ。
これが悪い知らせの一つだ。
失われた108つのサインズはLIMBOと呼ばれ
別々の星に保管され、
今も振動している。
ところで、オマエたちの星で使われた
もっとも悲惨な2つのボワファイを憶えているか?
もっとも悲惨な2つのボワファイは、星ぼしの位置を微妙にずらしてしまった。
その結果、失われた108のLIMBOと、
地球に残った108のサインズが干渉し
一人の人間像を結んだ。
これは悪い知らせの2つ目としておこう。
さて、その像は私のことだ。
それが良い知らせの1つ目。
私には216のサインズがある。
しかしオマエは108のサインズしかない。
さて、どちらが本物のヒラサワといえるかね?
オマエ達は、歴史のうんと早い時期に
あの大事なサインズを失った。
それは星に渡り、"LIMBO-54"と呼ばれるようになった。
その結果、不和、不均衡、
殺戮、略奪、狂気、無関心が蔓延し
サインズは108に減少した。
オマエの星はBLUE LIMBOとなった。
それは"辺獄の星"と呼ばれるさんざんな星だ。
108のLIMBOを呼び戻すには
ナノ重複を起こす事だ。
まずLIMBO-8、16、24を呼び寄せる”しるし”を探せ。
"しるし"を探せばLIMBO-54が来る。
LIMBO-54は他の全てを引き寄せるだろう。
そのときナノ重複は起こる。」
「これはLIMBO SCOPE。
宇宙に点在する"しるし"を探すためのもの。
私はこれをBLUE LIMBOに送っておいた。
これを操作するDANCER達も募っておいた。
後は追々教える。
さあ、このドアから行け。」
HOT POINT -どちらのドアへ行く?(L or R)- 歓声のメーターによって判断。 判定:L 昨日が正しいルートと皆に周知されているのか あっさりと確定。 |
「重複僧侶を探し、4つの共鳴台を手に入れろ。
それに"しるし"を載せるのだ。
さあ行け!」
「DANCERたちがインターネット上からLIMBO SCOPEを操作している。
見よ、これが我らのDANCERたちだ!
DANCERの皆さんの名前が並ぶスクリーンを見て、感涙。
今日のよきエンディングを目指して、きっと戦っているに違いないたくさんの人々。
知り合いいないかな、とか探して見たんですが、見つかりませんでしたねぇ。
今この人たちがPCの前で一生懸命頑張っているんだなぁ。
「BLUE LIMBOがインドラの怒りに触れたぞ。
これ以上怒らせるな。
インドラのボワファイで滅びるぞ。」
「ボワファイだ…急ぐんだ!
休まず働け!」
「庭師KING」ここで一度爆発物に触れてしまう。頑張れ!みんな頑張れ!平沢は何か襟元が気になるらしく、しきりにいじっていました。
重複僧侶登場。
「重複僧侶から共鳴台を1つ入手しました。
DANCERの見つけたしるしを確認しています。
…
しるしを発見しました」
ACTION! -"しるし"を共鳴台にセットせよ- |
"しるし"発見のメッセージと共に、凄い歓声が上がる。
次は発光体。DANCERの人たちの苦労に報いるためにも、頑張ってセットしなくては。
13列目で見て居たときより、地雷が暗くて見え辛い。
大丈夫かなぁ。昨日も、触れちゃって慌てているうちに爆発してしまったし。
今日はかなり大回りをするルートを皆で選択した模様。
時間制限もないため、安全策を取っています。
みんなの息を呑む様子、緊張感でいっぱい。もちろん、自分も。
ヒラサワBだ!
ACTION! -歓声でヒラサワBを止めよ。- |
今日はしるしをきちんとセットしているため、ヒラサワBに先を越されるわけにはいかない。
ものすごい歓声が巻き起こる。あっという間にヒラサワBの進みが遅くなり、時々「!」のメッセージと共に一瞬静止したりしている。
昨日はギリギリ追い越しだったのですが、今日はステージ中央過ぎ位で追い越し完了。やった!
「橋大工」で、スタッフが記録用の写真をとっていたのですが、一回思いっきりフラッシュたいてました…(笑)ダメだって(笑)
2回目以降は普通にフラッシュ無しで撮っていたので、多分失敗だと思われ。
とちゅう、モニターと会場の音がずれていたのか、
何度か調整している。
歌いながら操作をしているとき、歌が上の空に成るのがちゃんとわかるから、声って不思議。
「重複僧侶から共鳴台を1つ入手しました。
DANCERの見つけたしるしを確認しています。
…
しるしを発見しました。」
ACTION! -"しるし"を共鳴台にセットせよ- |
昨日は2回目と3回目に発見されていなかったため、またもや会場から歓声が。
DANCERの皆さん、凄いです。
アタシだったら絶対ダメだろうなぁ。きっと、爆弾触りまくりだ。
慎重に発光体を操作し、今度も成功。
HOT POINT -T字路があります。どちらへ行く?(L or R)- 歓声のメーターによって判断。 判定:R |
…昨日のメモには扉になっているのだが、今日はT字路なんだろうか。
それとも、昨日のメモは勘違いなんだろうか…
謎。
「気をつけろ。
プラネット・イーグルが接近している。
彼らは気高い名前とは裏腹に
おまえの星よりも先にBLUE LIMBOと化した星だ。
筋金入りだ。」
「プラネット・イーグルがボワファイを使った。
見ろ、あそこのエリアが火の海だ。」
「重複僧侶から共鳴台を1つ入手しました。
DANCERの見つけたしるしを確認しています。
…
しるしは発見されませんでした。
先に進みます。」
!!!!!万事休す!!!!!!(涙)
もうダメなのかしら…ここまでDANCERの皆さんも会場の皆さんも頑張ってきたのに。
いや、きっとまだ、何とかなるはず。
3つまで集まれば、きっと何とかなるはずだよ!
と、宛てのない期待を胸に、ショーは進む。
「帆船108」でまた一度、爆発物に触れた模様。ハラハラ。がんばれ。頑張れ!!!!!
HOT POINT -T字路があります。どちらへ行く?(L or R)- 歓声のメーターによって判断。 判定:R |
3回目が失敗だったせいか、L側の歓声もなかなか多かったのですが、際どい所でRへ。
L側にいっていたら僧侶はいないわけで…ヒラサワBがセットしてくれるのかもしれないけど…
「梵クラフトだ!
急ぐならこれに乗ったらどうだ?」
「その手はくわない。
煩悩のカタマリがそれに乗れば、無敵の気分になる。
いい気になって、どこまでも行って帰れない。
おかげでナノ重複に間に合わなかった。
だから、私は乗らない。」
「はっはっはっ!
ヒラサワBが梵クラフトに乗ったぞ!」
「残された時間は少ない。
こうしている間にも
失われたサインズを必要とする出来事が
どんどんおまえの星を離れていく。」
スクリーンが半分だけ上がり「HALO」では、ステージ上手側の台に立ち、カメラに手をかざしている。どうやら、カメラの中央を遮ると音が鳴るらしい。
…あの…スタッフ席の方で、デカイサイリウムふってる方がいるんですが。
何かの合図…ですか?それとも…<ノリノリで振っていたので、ちょっとビックリ。
「お前たちが一番最初に失ったサインズ
LIMBO-54がどんなものか覚えているか?
それは、あらゆるバカげた事をバカげた事と
デタラメをデタラメと見抜くサインズだ。
「さあ、先を急ごう!
このまま進めば間違いなく僧侶のいる場所に行ける。」
「重複僧侶から共鳴台を1つ入手しました。
DANCERの見つけたしるしを確認しています。
…
しるしが発見されました。」
ACTION! -"しるし"を共鳴台にセットせよ- |
3つまでのしるしが揃った。
あと一つ。
しかし共鳴台は4つ揃っている。
後の機会は無い。
バッドエンドなんだろうか。
ここまで来て…
…
「しるしが発見されました。」
ええ???!!!
1回に2個発見!?凄い!凄すぎる!DANCERの皆さんバンザーイ!
会場ではものすごい歓声。涙が滲んで来る。
絶対無理だと思ったのに、これさえきちんとセットしたら、グッドエンドだよね?
ACTION! -"しるし"を共鳴台にセットせよ- |
最後が一番難易度高かったように思う。
地雷と地雷の間を通るルートに一瞬流れかけたのですが、
ここが最後。
せっかく見つけてくれたDANCERの方々の苦労は、絶対無駄にするわけには行かない!
会場の緊張感はクライマックス。
ずっと遠くで、見ているだけの自分だけど、
上手く行くように願うしか無い。
ゆっくり、ゆっくり、光の軌跡が描かれていく。
下をとおって、共鳴台の下から上へ。
共鳴台にしるしが灯る。
やった!やったよ!!!
グッドエンディング、できるだけメモしていたのですが、字が破壊的にオカシクて、読むことが出来ません。
「──」の部分は読み取れない部分です。
他にもたくさんの言葉があったのですが、感動に打ち震えているために、こんな感じになりました。
BLUE LIMBOのある場所から
1ナノメートル(10の9乗分の1)ずれた位置で──
新たな惑星と
有るべき全てのものを──
つまりオマエたちは
タバコの煙一粒分ずれた位置に
しばしの間重複して存在する事になる。
人の初期形態
『ルーク・サトワン』となるのだ
油断するな。
108のサインズは結託して
常にBLUE LIMBOに引き戻そうと
誘惑しつづける。
誘惑をどう切り抜けるか、課題が残る」
「さあ、ナノ重複が始まるぞ。
しっかりと見届けるんだ。
2つのビームの交点に、
LIMBO-54が帰還する。」
4つの共鳴台が置かれている。
2つのしるしがグリーンのビームで結ばれる。
もう二つのしるしがグリーンのビームで結ばれる。
その交点に、緑の光が下りてくる。
「BLUE LIMBO」のジャケットの中央にあるあの青い球体。
あれこそが『BLUE LIMBO』。
青い球体が、雲と海を陸地を、鮮やかに取り戻す。
かくて『BLUE LIMBO』は有るべき姿を取り戻し、あの鮮やかな『地球』の姿になった。
「さあ、そろそろ私も消えるときがきたようだ。
オマエともう一人の私は一つになる。
そうだ。
すっかり消えてしまうんだ。
それが、3つめの良い知らせ。」
ナノ重複が起こり、生存の確率下にあるヒラサワたちは一つになった。
LIMBO-01、02、03…
01から108まで、失われたサインズである全てのLIMBOには意味がある。
流れるように、全てのLIMBOの意味が記されていく。
読み取れるだけここに。(っていうか殆ど読めてないな)
博愛、信頼、協力、海・川・雪・空・雲・雨・風・陸が美しい理由。
有機物、無機物
悪用しない事。自立。
仁義、他者を励ます事、根気、勇気
LIMBO-54 それは、正気である。
LIMBO-108 それは、あなたがあなたである理由である。
涙が溢れて止まりませんでした。
108のLIMBO、全てもう一度見たいです。
流れていく文字を追ううち、涙が溢れて。
とりあえず一番大事であるという54と、最後の108はちゃんと書いたのですが。
54が「正気」であること、
実は少し意外に感じたのですが、
少し考えると、それがとても当たり前の事に思えました。
アンコール。
平沢がLIMBOに乗って登場…って上手にそのまま行っちゃうし!
上手側から歩いて再登場。
「これでよろしい」
最後に2つ見つけていなかったら、グッドエンディングは永久に日の目を見なかったに違いない、と。
会場を支えてくださった、スタッフの皆さんと、DANCERの皆さんと、全ての関わった人に、拍手。
「今日はタイからお客さんが着ていますので、変わったところを…」と、「Rukton or Die」。この曲、初めて聞きました!でも、ノリノリで椅子に座ったままヘドバン(笑)
一度平沢が退場。
しかし、アンコールの手拍子は鳴り止まない。
平沢再登場。
「まだ会議してません」
と、後ろにいるコンピュータースタッフの方と相談しています。
会場からは、「踊れるやつ!」との歓声がちらほら。
座ってみていると、ストレスたまりますもんね…(笑)
「踊れるヤツかどうか…は分かりませんが、『ロタティオン』」
うわ──────────────ん!(号泣)
字、でかすぎですか。
一番一番聞きたかった曲です。
ルート違いで聞けるらしかったので、半ば諦めていたので、思わず立ち上がってしまいました。
観客の皆様も総立ち。
俺このイントロ聞くだけで、涙が出てしまうのですよ…
踊りで誤魔化しつつ(笑)涙流して喜んでいました。
やっと見られたグッドエンド。
とても感動的な内容でした。
始まる前は難解に思えた単語の数々も、
終演までには何とか意味を推測できたので満足。
LIMBO-01〜108、すべてが本当に、この星に戻ってきたなら
この星も今とは違った姿になるんだろうか。
とにかくとにかく、感動しました。
今回はDANCERである在宅オーディエンスの皆様が、
とてもとても重要な役割を果たしていらっしゃいました。
特に最後のしるしが2つ見つかったときの喜びといったら。
有難うございます。
本当に有難うございます。
あの時間を過ごせたのは、皆様のお陰です。
今回DVDシューティングは無しとのことでしたが
何らかの事情で会場に行けず、在宅で支援してくださったDANCERの皆様にも、あのLIMBOの意味を絶対絶対見て欲しい!
そしてアタシももう一度見たい!
DVD化を激しく希望です(涙)