26.030629 日比谷公園野外大音楽堂
Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU-(BUCK-TICK)

青、噛んで 言って頂戴。

01 ナカユビ
02 残骸
03 MONSTER
04 BUSTER
05 LIMBO
06 原罪
MC
07 BLACK CHERRY
08 Sid Vicious ON THE BEACH
09 GIRL
10 無知の涙
11 楽園
12 太陽ニ殺サレタ
13 idol
14 LongDistance Call
MC
15 極東より愛を込めて
16 愛ノ唄
17 Mona Lisa

EC 
幻想の花
FLAME
Ash-ra
TO-SEARCH

正真正銘のツアーラスト。
ミナサマの気合の入りようはハンパじゃありませんでした。
昨日グッズも買ったし、リハが聞こえるのも嫌なんで結構ぎりぎりに到着。

…着いたとたんに開場が始まりました…(笑)
時間にして16:45くらい。俺は会場を間違えましたか?(笑)
(今日の開場時間は17:00)
せっかく定時にはじめようというスタッフの皆様の努力を無にするのも忍びないので、17:30頃に入場。
開始時間頃には結構席も埋まっていて、ほっと一安心。

会場の上にはBUCK-TICK飛行船が。(会場内カメラ禁止なので撮れませんでしたが)
他のお客さんは写真に収めていた方もいらっしゃいましたが注意書きを読んでないのか甘えなのか見てて不快でしたね。
(というか、スタッフに注意されてるトコとか見たくないんですが)

と言う訳で18:08頃にスタート。やればできるんじゃんねぇ。
まあいろいろ犠牲にしたものも多かったのかもしれません。

と言う訳でミナサマのご衣裳。(昨日と同じなんだけども)

アニイ:白黒迷彩の上下。背中に逆三角の黒い切り替えあり。
ユータ:兄とお揃い?な前半分が白黒迷彩の上着(裏は黒)ジャンパーみたいだったよ?(裾に2本線入っていたし)肘から下にかけて黒くグラデーションになっていたので事務員の腕カバーのようでしたはい。下は黒パンツ。髪はメッシュの部分を前に垂らし、後は後ろに流して固めているもよう。
ヒデ:袖の部分が布を重ねてほつれさせているような(?)黒の上着。下は良く履いているモモ見えカーゴパンツ。英彦の服はほつれとかそう言うワイルドっぽさを出しているのでしょうかね。上着の下は所々に黒いポイントのある白いTシャツ。網かかってた。男前。<衣装じゃねぇし。
今井君:黒ジャケット革パンツにくるぶし辺りまでの黒い布を巻いていました。頬に白いラインでB-Tはナシっぽい。遠目にはジャケットの中は素肌の用にもTシャツ着用にも見えましたがなにぶん確証有りませぬ。
櫻井氏:くるぶしまである長い修道僧のようなジャケット。髪は背中の真ん中くらいまでのエクステ付。オープニングにはターバン巻いて登場。ピクプロ2の写真集みたいな感じ。気に入ったのかな。

今回の衣装は全員夏にしては暑そうに思ったのですが如何でしょうか。

会場のセッティングですが、かなりの数の照明を設置するための枠組みが縦横無尽に張り巡らされていて、遠くから見る人には敵となっていました。
ステージセット、もうちょっとシンプルでも良かったんじゃないのかしら。とにかくユータとアニイが殆ど見えないんですが(汗)

「MONSTER」で、ペットボトルを放り投げようとするあっちゃん、失敗して上の支柱にスコーンと。
「LIMBO」であっちゃんが肩まで挙げた手を前に持ってきて上下に交差。あっちゃんの振りは謎が多いなぁ…(汗)ここで英彦が今井側に着て堪能。
ゆうたんは相変わらずの横揺れでキュートです。今の髪型、後ろに流してたほうが格好良いと思うの俺だけ?そしてなんかむやみやたらと股間を握っていました櫻井氏。キモチいーんでしょうか(ヲ

「Welcome to Fuckin' great show !
 日比谷でSEXしよう!」

「BLACK CHERRY」の後あっちゃんがさりげなく退場して「Sid Vicious ON THE BEACH」。今日の今井君も振りが少なめでした。
「愛を振りまく」で手を降ったり「アンダーヘアー」でハワイアンのようにひらひらさせたり、でもなんか投げやりっぽい…(笑)


そしてあっちゃんが戻ってきて「GIRL」。なんか今井氏にギタートラブルが有った様で(俺は見てないんですけども)大変だったみたい。
「無知の涙」「マシンガン放つ衝動」の辺りでマイクスタンドを掲げる櫻井氏。えー。なんか曲がってませんかマイクスタンド(笑)
その前にも少し変だなーと思ったんですが。いつから曲がってしまったんでしょうマイクスタンド。

「楽園」であっちゃん飛ばしまくり。

「見知らぬ町見知らぬ人血を流し悲しみの目──
 見知らぬ町見知らぬ人〜」

待てコラ(笑)
ここから何かおかしくなり始めた気もしないでもなく…

そして「太陽ニ殺サレタ」ラストの櫻井氏の絶叫が絶品。
BUCK-TICKの一番好きな部分って、多分そういうところだ。狂気の体現が多分他と比べて一段上なんだろう。多分。
こういうのに慣れるとどっかのビジュアル系(特定はしません)がぬるく聞こえるのは、まぁしょうがないんでしょう。
オープニングの鐘の音、ギターで今井君が弾いているのですが、ちょっとドキドキしてしまうのは俺だけですか。

「idol」…間奏中に櫻井氏がスタンドの曲がりを直そうと思っているのかなんなのかモニタにマイクスタンドを叩きつけまくり。
もちろん余計に悪化しておりました(笑)
この曲、もうお腹一杯ですが、櫻井氏の声が迫力あるのでそれは好きです。やっぱ、歌ってて楽しいのかなぁ。

「Long Distance Call」…櫻井氏がゆっくりとユータの居るお立ち台に上ったり。今井君は相変わらずくるくるしていました。
君はいつでも今井君なのだね(謎)
昨日の方が声が出ていたとおもいます。あれだけCDの声をかぶせまくりなのは何のつもりですか。
アニイのドラムも昨日の方が良かったな。

「愛を込めて!」と絶叫して始まった「極東より愛を込めて」ようやっと薄暗くなり、テンションも上がってくる。
明るいと、やっぱちょっと気恥ずかしいものがあるんでしょう(苦笑)
とは言え、演奏はちょっとトチってましたね…2日目、映像化にはならないだろうなという予感が、微妙に。
本当は1日目2日めの2枚組で欲しかったけど、コレじゃなぁ…

「愛ノ唄」間奏でのユウタのベースソロ。激しく頭と腰を振る姿に不覚にも(え)セクシーさを感じてしまいました。
今日も絡みは無し…や、イイんですけどね。

アンコール。
ゆーたんがまたタオルを肩にかけて登場。ああ…キュートでかわゆいよぅ(メロメロ)
色んな顔を持ってる男のヒトって好きだ。や、コレだからオトコの人は素敵なんだきっと。

櫻井氏が赤のキモノで登場。マイクスタンドは普通のに変わっていました(笑)
中はノースリーブ。

「アンコールありがとう。
 やっと日も落ちましたよ。

 昨日はじめて人前でやった曲を今日も。

 『幻想の花』と言う曲をやります。聞いてください」


昨日も聞いたけど、やはりサビで涙。

「幻想の花 歌っておくれ この世界は美しいと
 それはバカげた夢だと 君は嬉しそうに笑う

 幻想の花 歌っておくれ この世界は美しいと
 それはふざけた夢だと 君は楽しそうに笑う
 
 甘い実をひとつだけ

 狂い咲きの血を燃やす 揺れながら オマエは夢見る
 この世界は美しいと きっと咲いている

 幻想の花 歌っておくれ この世界は美しいと
 君は狂ったように笑う
 

 甘い水飲み干せば やがて苦しみに変わる」

↑歌詞を覚えてるだけ断片的に。反転したけりゃどうぞ(笑)

筋肉少女帯に『おもちゃやめぐり』という曲があるのですが
「わからないだろう?いーんだ、それで」と歌うオーケンの言葉が今日は心をよぎってみたり。
愛や夢とか希望とか、語るにはきっと気恥ずかしいものだし、今更世界が純粋に幸せなものでもないと思う身には
きっと笑い飛ばされるような事なのかもしれないけれど、それすらも愛しいほどの深い愛情とか。

昨日聞いたとき、一瞬今井詞かとも思ったんですよ。
この言葉が櫻井氏から出てきたらいいなぁ。と、思うのは俺の偏見でしょうかね。

そして意表を突かれた気がしますが「FRAME」…俺にもっと泣けとでも(涙)
しかしラストで声が出なくなったのかやっぱりCDのコーラスが聞こえまくり。…俺はアナタの生歌を聴きに来たんです…(汗)

そして兄様のドラムソロ。っつーか兄様見えない!見えないようぅぅぅぅ!(絶叫)
スポットまであたっていたというのにもぅぅぅぅ。(焦

そして始まりました「Ash-ra」うわぁぁぁぁぁそう来ますかもう後は走り抜けるだけですねそうですね!
WARPDAYSでも殆ど聞けず(やってはいたのだがことごとく行ってない会場で演奏されていた)
悔しい思いをしていた曲だったので嬉しくてしょうがない♪

そしてまた兄様の不穏当なドラムとサイレンの音のようなものが響き渡り、期待通りの「TO-SEACH」
昨日のリハで聞こえていたのにやって貰えなくて悔しい思いをしていた分
ヘドバンしまくりでフラフラ(笑)<みっともない…(^-^;;;
ライブハウスで聞いていたので、思う存分ヘドバンしたくてしょうがなかったのですものー♪

が、しかーし。(今日はこればっかりですな…)

櫻井氏がもんのスゴイ音の外し方を。

多分一度も合ってないんじゃないかと思うくらい。モニター聞こえづらかったのかな?それとももう初期の曲の高音が辛いのか?
それにしたってあんまりではなかろうかと思うくらいの外し方。オマエの仕事はなんですか(苦笑)

…俺、コレを聞いて思いましたよ。もしかしてもう音程的に「FLY-HIGH」って無理なのかもと。

それでもやっぱりライブでやってもらえると楽しい曲なんで炸裂していましたが。

ラストは帰り際ゆーたんがジャンピング投げキッス!ああやっぱりこれを見ないとライブって気がしない(笑)
でも、我侭言わしてもらえば声が聞きたいです(武道館以来聞いてないよーぅ)

アニイはスティックを投げまくり。ありったけ持ってきて投げたっぽい(笑)
でも、今井側、ほとんど何も飛んでこなかったんですけどペットボトルもスティックも(泣)
(どうせ俺の居る位置には来ませんけども)

この時点で20時。

終わって速攻アナウンスが入ってみんなさーっと会場を後にし始める。ええ?もういいの?皆満足なの???(汗)
俺的にはもっと昨日の分もアンコールが聞きたかったのですが(笑)
それにしたってBUCK-TICKじゃありえないような時間ですね。本編ずっと日が落ちないままだった気がします。

と言う訳で今年のツアーも(多分)つつがなく終了。
沢山良い思い出と出会いと借金と(笑)そして何より愛を頂きました。
有難うございます。
メンバーはじめお知り合いになった全ての皆様へ感謝を。

楽しかったです。
野外という事もあってお祭気分も味わえましたし(笑)
日比谷公園というのは緑が多く会場の回りも目隠しの意味で木立が並んでいるため
その光景に黒い鉄パイプで組まれたステージセットと沢山の照明と其処に立つメンバーを、まるで夢のような心地で眺めていました。
熱くなった身体には夜風が気持ちいいし、空を行く飛行機のライトやコウモリの飛ぶ姿、夏の夜の夢とも言うべき美しい光景でした。
雨も降らなくて本当に良かったですね。

そして何より新曲が聞けたのが嬉しかったり。
今回のライブはこれに尽きますね(笑)

色々あったのは心にしまっておく事とします。
いつもならここで反転が入るんですけど(笑)

何より自分が楽しみたかったから。
そう思って参加した2日間でしたし。

やっぱりBUCK-TICKを好きで居られて、同じ時間を共有して存在できた事が嬉しいです。
ライブを見た後はいつもそう思う。

と言う訳で、俺は貴方たちが好きで好きでしょうがありませんよまったく!(苦笑)