35. 031217 渋谷公会堂(SOFTBALLET)
一切の色の中を 舞い上がれこの朝に 瞬きもせず此処で 憂いは燃やそう


思い切りラフでスンマセン…俺にはこれが精一杯で(滝汗
下ポケット部分微妙に記憶があいまいです。
01 Nirvana
02 Ascent
03 Your web
04 Hunting Hi-Times
05 BABEL
06 MERCHENDIVER
07 LOVE LOVE JUNK
08 OUT
09 Heleben Sahar
10 Incoherent And Confused
11 Bright My Way
12 BIRD TIME
13 Realize
14 JIM DOG
15 Smashing The Sun
16 PEACEFUL DAYS
17 土縋り
   
EC BELIEVE IN A BLUE WORLD
EC BACK LASH
EC BODY TO BODY
EC PHOENIX
EC LAST SONG

皆様のご衣裳。

遠藤:黒シャツ+革パンツで左肩に「花」と筆文字梵字っぽくペインティング。
背中にもあったのだが汗で判別できず。はよ脱げ(笑)
モリケン:心斎橋と同じスポーツタイプ。白いノースリーブニット(臍だし)に赤いジャージサイド三本線。

フジマキ:会社のメモ書きの裏ですいません(汗)雰囲気だけ伝わってくだされば…(願)
もう確信犯で萌えを理解しているとしか思えない。
軍服っぽいデザインのジャケットに腰の辺りが膨らんだズボンをブーツイン。ブーツは膝の少し下くらいまで。(いつも履いてるヤツかなぁ)襟の下の方と左肩と右腕袖口にシルバーのライン有り。ボタンは全て銀です。
背中は裾が割れててスリットの上にボタンが二つ横に並んで…。
髪は七三にぴっちり分けて。

そしてこの日最大の萌え。く、黒ブチ眼鏡だ!
というか軍服ライクなのに漂う経理臭さが本当にステキです。軍の物資とか水も漏らさず管理してそうです。
物資をひきとりに行って無駄遣いを指摘されてぇ。(萌え方を間違ってる)


と言うわけで、とうとう最後です。
悔いの残らないように。
泣いても笑っても、これが終わりなら。


15分ほど早めにNirvanaが始まり、皆いそいそと立ち上がる。

…正直ビビリました。ええ?まだでしょう?!とか思ってみたり。
と言うかほぼ着席してすぐ始めた感じ。えらいなぁ。

your webでモリケン「ハロートウキョー!」と煽り。ムチ持って左右に振り回し。
BABELで1曲オペラグラスでフジマキを視姦。ああ軍服軍服七三分け…(恍惚)
OUTで遠藤氏が黒シャツを脱ぐ。背中にペイントしていたようですがこの時点で汗みどろになってしまいオペラグラスでも識別できず。この曲のイントロの藤井のギターから始まって、エンディングのシンセの中だんだん緊張感が高まって行って平井さんのドラムでhelelben saharが始まる流れがこのツアーで一番好きかもしれません。(そしてこの辺りで当然記憶を失う)
LOVE LOVE JUNKで一瞬ブレイクで無音に。こういうのダイスキですねー俺。緊張感ダイスキだから。

Realizeで会場に球体が投げ込まれる。(大きいビニールボール(白)みたいなの)客席上をぽんぽんと移動しつつステージに帰ればエンディやモリケンが蹴り返す。と言うか
何故皆様藤井側に飛ばしませんか!藤井が蹴り飛ばすのを見たいと思いませんか!
結局一曲のみで回収しちゃったみたいなんだけど。ああ勿体ねぇ。

頑張ってMC覚えてるだけ。(メモが読めません)

モリケン:「ハローベイビー!もっと!キスミー!ベイベハニー!愛してるよ!」
遠藤:「ツアー最終日です。あの…昨日結構…欲求不満残っちゃって…明日はないんで…そうねぇ…まぁ…周囲に迷惑かけないように…ノっちゃってください!」
モリケン:「モリケンルンバ!」←って言うかメモにも書いてあるしこう聞こえたんだもん!(汗)「みんなハッピー♪」
モリケン:「ミュージック!ラブミー!みんなとってもステキ、美しい…ボクが一番だけど!」
遠藤:「無礼講無礼講!」
遠藤:「どうぞセンセイ…」「藤井さん…アニキ!(会場からアニキ!の歓声)…カッコいいよねぇ…ピシっ!」
遠藤:「楽しかったです。どうもありがとう。」


ラストの「土縋り」が終わり、メンバーが引っ込む。当然会場はアンコールの嵐。大人しいかなぁと思った隣の男の子が拍手したりモリケンと一緒に踊ったりしてたのがなんかかわいらしかったです。
メンバーが出てくる。おお、フジマキが衣装チェンジだ!(というより上着を取ってシャツを出しただけでしょうか…(笑)
雰囲気としてはAXの時みたいな感じ。シャツ萌えー☆(何でもいいんだろうフジマキなら)

そして流れるのは「BELIEVE IN A BLUE WORLD」。
意外でした。かなり。
そして、この難曲を持ってくるところに遠藤の自信が垣間見えるのかもと。(とりあえずアカペラで歌ってみると難しさが判ると思われ)昨日のEARTH BORNもそうですが。今回のアンコール曲、意外なところを突いて来ていいです。と言うか1枚目2枚目の曲なんてやってくんないのかなとか思っていたし(笑)

そしてまた次が意表中の意表。

「BACKLASH」ですよ!

エロティックでゾクリと来るフジマキの名曲。まさか聞けると思わなかった。「silence 唇 夏の雪 瞳を奪われ」でバックの音が消えて遠藤の声のみになって…このフレーズが一番好きだったので、なおさら印象に残って。

そしてあとはBTBとPhoenix。フェニックスの時に、このまえの渋公だったらパーンと綺麗に銀と青のテープが飛んだんだよね…なんてしんみりしつつモリケンと一緒に手を振っていました。これで最後なんだということは、アタマの中から殆ど抜けてましたけど(笑)

ラストは「LAST SONG」
真っ白いライトの中、ステージの上から細かな雪が降る。



…歌詞を間違うな遠藤!

おかげで微妙に浸れない(汗)
歌う側にとっては多めにみて欲しいところなのかもしれないけど、見てる側はラストだし歌詞に思い入れがあるところも多分にあって…

それでもやっぱり終わりは胸を衝くものが有りました。
真っ白なライトと雪の中、もうこの姿を見られるのは最後なんだと思うと。

曲が終わって。
遠藤の後をフジマキが帰ろうとしてて。

ステージから客席に礼をひとつして行きました。

今まで脱兎のように走って逃げ帰るか黙ってドラムの後ろをはけて行くだけだったのに。

モリケンが「ありがとう!」と行って去って言って。

その時何故か、涙が滲みました。


会場は当然アンコールの手拍子で満たされていて(最初っから皆ぴったりと合ってる。凄い)
「LAST SONG」と言うからにはもう出て来てくれないよな、と言う予感も感じつつ。それでもみんな帰れるわけなど無く手拍子してました。

しばらく経ってメンバーが登場。
「もうアンコールは出来ないけど」の遠藤の言葉に会場から「えー!」の声があがる。
それでも3人で並んで礼をして、もう一度メンバーは帰って行きました。


あらかじめ終わりのわかっていた1年半。
契約の更新なんて無いんだろうとみんな思っていたけど。でもかすかな期待を胸にしないわけでも無く。
覚悟したって辛いもんは辛い。特にアタシのようなソロに興味の無い人間はもうホントに胸にぽっかりと穴があいたような。
MENOPAUSEで見せてくれた今のSOFTBALLETを、もっともっとたくさん見たかった。
だからこそツアーも全部回ったし(かなりの無理をしましたけど)こうやって渋公も2日間見る事ができた。
実は復活後のソフバに関しては見てないほうが少ないです。(見てないの満カイ名古屋・博多と蝦夷くらい)
だからこそ結構満ち足りた想いの方が強いのかもしれません。

前の時は学生で、ツアー全通とか全然アタマになくて
今の自分なら親に嘘付いて借金してでも行っていたはずのオーラス東京3NIGHTも最終日しか行かず(2日目の中野サンプラザがフジマキDAYだった事を当時の友人から聞いて泣き崩れた)、ツアーを見る事ができたのはミリミラとINCUBATEが1回ずつ、FORMでさえ本編は3度くらいしか見てない。

ただそれは復活後にソフバを知ったりした人からみればかなり恵まれてるほうに入ると思うのですよ。
(考えてみたらINCUBATEなんて家族旅行のついでに親に頼み込んで単独行動させていただいたですよ)<実家が青森だったもんで

それでも思いっきり彼らを見る事ができたし、楽しんで楽しんで悔いは有りません。
遠藤の言っていた、「ENJOY SOFTBALLET!」の言葉は十分に体現できた、つもりです。

どうかあなた達の前途に、求める物がありますように。