37. 031229 日本武道館(BUCK-TICK)
お前と狂いたいそうさ狂いたい

01 FLY HIGH
02 LIMBO
03 Deep Slow
04 Mona Lisa
05 女神
06 MISTY BLUE
07 パラダイス
08 SANE
09 密室
10 ミウ
11 Sid Vicious on the Beach
12 疾風のブレードランナー
13 Baby,I want you
14 ANGELIC CONVERSATION
15 さくら
16 EMPTY GIRL
17 鼓動
 
EC 幻想の花
EC ノクターン−Rain Song-
EC JUPITER

泣いても笑ってもこれがラスト。
来年は見られるかどうかわからない。


というわけで武道館。
2階席なのでのんびりしてみました。
ちなみにViewsic見てない状態で書きます。


開演18:40。
というかこれだけちゃんとできるならなぜ普段ちゃんとしない?

昨日とは打って変わってステージセットすら変わってる
。 昨日あった幕はなくてステージむき出しでした。
そして流れ出したイントロ。

FLY HIGH。

…オープニングで?
マジで?
コーラス部分がちょっと変わっていたような気がしたんですが。
「CROSS A DREAM」の前に一回「CROSS A DREAM」のコーラスが入って。 「OK? ONESELF TO THE FLY HIGH」で一緒に歌えるのがすごく幸せで 涙が出るほどうれしい。明るいライトの中メンバーが登場。
あっちゃんは昨日と正反対の白いカサノヴァ。白いコートには血糊のように赤い(むしろピンク)しみが。
今井君は赤いスーツ(上下)に黒いシャツ。黒光りするブーツに裾を入れてます。
英彦はダブルの黒い長めのジャケット(コート?)お尻隠れるくらい長い。んで白パンツが眩しい。
ユータは黒の上下。赤いラインがところどころに入っているのを確認。

そしてアニイ。

…その軍帽(そんな言葉があるんでしょうか)から飛び出す頭髪が素敵…

下はモナツアーで着ていたようなジッパーが左右についたのジャケット。
(一瞬軍服を期待したんだけどねぇ)

MCとかはあとでViewsicから拾うとして。
「ようこそ。今夜は衣装も選曲もめちゃくちゃ…。」

そういって始まったのは「Deep Slow」めちゃくちゃ意外。気がついたらDTDって「style93」だから、あれから10年経ってるんだよね。

…と、歳取っちゃったなぁ俺…(涙)

MonaLisaあたりであっちゃんがコートやら帽子やら投げる。スタンド蹴っ飛ばす。…なんか機嫌悪い?でも、特におかしいところなんて思い当たらないんだけど。

帽子とコートを遠くにほうり投げつつ始まったのが「女神」。昨日と同じくあっちゃんの背後から炎が。アレは何燃やしてんだろうね?バーナの前のあたりが(空気を入れるため)上から見ると焼肉の鉄板みてえだと思いました。

そしてMISTY BLUEが。この曲大好きなんですよ。クライマックスのタンゴチックなのがなくてちょっと残念だったかな。

シドヴィシャスではいったん引っ込みかけたあっちゃんがステージ中央に戻ってくる。
ステージに残ってるのって沖縄だけだったから、あっちゃんのコーラスが生で聞けてうれしい。
ヒデがコーラスを自分でもするべきなのかちらちらとあっちゃんを伺っていたような気がする。
(ここ、2階席です。妄想ですよね…)
ちょっとモタりつつも疾風へと続く。極東からの曲って今年ほとんど聴けてないよね。

そしてベイベ。

「お前の腰がsweet」で花道にいるヒデの腰をガッと掴んだかと思えば
「もう少しそばにいてくれるかい」ではヒデはあっさり手をひらひらとさせて立ち去る。

何気に仲良しさんな二人である。

間奏でユータがさっと帽子を被る。うぎゃぁぁぁぁかわいいぃぃぃぃぃ!!
でも、顔見えねぇよ(号泣)せっかくオペラグラス持ってきたのにっ!
そして帰り際、ぱさっと帽子を落として去っていく後姿に惚れ直し。

曲が終わって静かになった会場に、アコギの音が鳴り響いて「ANGELIC CONVERSATION」が始まる。

…ひ、ヒデ、がんばれ!<ちょっとトチった

珍しいよねー。ヒデがキメでトチるのって。

そして意外だったのが「さくら」。この曲もう群馬でしか聞けないのかな、とか思っていたのだけど。でもやっぱりきれいな曲で。

しっとりしたところにアップテンポなイントロが。つうかこの曲何の曲?(ギターあんまり聞こえない気がしたんだけど)あっちゃんの歌が入ってはじめて気づく「EMPTY GIRL」!すごい懐かしいよぅ!そして、2度目のサビの後で、今井君がお正月のメロディを引き始める。

「もういくつ寝るとお正月〜お正月には〜」くらいまで引くのにあわせてあっちゃんも歌う。

しかも超セクシーなんですが。「独楽をまわして遊びましょ〜」なんて色っぽ過ぎて鼻血でそう。


「早く来い来い………EMPTY GIRL!!」

ユータのお誕生日にはハピバースデイ流れたときもあったね、なんてしみじみしつつ。

そしてラストは「鼓動」



何度もいうがアンコール小さすぎ…
よくアレで出てきてくれたと思います(TV放送だから?)



幻想の花、ノクターンと来て、会場に男性コーラスが流れる。
ぱっと明るくなった瞬間、ふと上を見上げてしまって。

何か飛んでる?

そう思ったのは雪の影が天井に映ってたんですけど。

あたかも中央から外へ向けて鳥が飛んでいくように見えて。

ああ、美しいなぁ、と。
天井ばかり見ていました。

最後はアニイのマレットを見て締め。

ユータのベースパートが始まる直前に何かあったのかスタッフ呼んでました。

あっちゃんが持ってきた黒の帽子をさっとかぶるユータ。 アニイがたくさんのスティックを持って花道へ。2階へ1階へと投げる投げる。
大サービスです。

なんかこう、安らかな、そういう終わりがよかったのかなぁと。
年の終わりに、何もかも浄化されて、新しい年を迎える、そういう清浄さのようなものとか
そういう意味ではJUPITERってすごく良かった。
明るいライトの中で、アニイがばーっとシンバルを叩いている姿がすごく記憶に残っています。

そういう感情があったのだけは、ちゃんと書いておきます。

一応、曲順に関するあの終わりかたに関しては私自身は不満だけじゃないんで。


会場が割れんばかりのアンコール。
それでも無情に片づけが始まってしまうんだよねぇ…

今年ほどたくさんライブを見た年は今までありません。
そして来年は見られるのかどうか、本当に定かではありません。

サイトやっていて、それから沢山の人に関わることになって
ばくちくさんと言うものに出会って今までファンのかたがたとはあまり交流とか無かったのですが
楽しい思いをさせていただきました。


うまく言葉にできませんが、本当に楽しい1年でした。

心からばくちくさんとお会いした皆様に感謝いたします。



さて。
こっから先は個人的な意見なので以下は自己責任の反転でお願いします。

終演直後は少し物足りない気持ちで、会場を後にしました。

今の自分の感情からいえば、ああいう終わりも悪くないな、とは思うんですが。
ただアンコールというものの対処の仕方に関して、色々問題はあるような気がします。
でも思うに1回目のアンコールすら放送が無かったら無かったんじゃないかと。

「放送時間があるから1度は出る。でも2度は無い。」

そういう決定をされてたんじゃないかな、と思うほどの無情さでした。
帰る客は帰り始めてたから、半分ちかく席が空いたところで、もう無いな、と。
今からやっても会場が混乱するだけだし。

アンコール小さくなり始めた時点でライトがついて出てきたアンコール。
それにものすごい違和感を感じました。


確かに私もスカッとノリの良い曲で帰りたかったです。
2度目のアンコール出てきてくれないのはすごく悔しかったです。
何でオープニングがFLY HIGHでラストがJUPITERなのさ?
と思わないわけではありません。


ただ、1度目のアンコールの客側の酷さが2日間通して頭に残ってまして…
「アンコールで会いましょう」のあっちゃんの発言もどうかと思いましたが
2階から見てる分、本編終わったあとに席を立つ人の多さとか
アンコールに手拍子もしないでひたすらお喋りしてる背後の人とか

なんかそういうのが酷く気になったのもホントのことで。

だから正直座席まで連れだってライブを見に来てるばくちくファンって苦手なんですよ。
ただひたすら客ヲチしてアレがイタイだのキチガイだのそんな話ばっかりで。
ほかに話すこと無いのかい?
(あっちゃんがかっこいいとかゆうたが好きとかそういう話はしないんですか?)

それを否応無く聞かされるうち、集中できないことも何度かあって…
(メモ取る為にガサゴソとやる俺も人のこといえないのかもしれませんけど)

「武道館のライブにはアンケートの内容をある程度反映する」
「DAY IN QUESTIONは今年で最後」

だからこその選曲なのだとは思います。(選曲自体は本当に申し分ないです)
今年で最後で正解なのかも。上位曲も毎年そんな変わらないしね。


…自分があの人たちを信じていたいだけなのかもしんないですけど。



あのアンコールに答えられなかった理由が何かあるのか、
私たちには窺い知ることはできないのかもしんないです。

もともと、演奏のできないときに出てくる人たちではなかったような気もしますし。