44. 041108 トーキョー・ビストロン(核P-MODEL)
とりあえずはそこへランダムに歩く

01 二重展望3
02 論理空軍
03 Big Brother
04 崇めよ我はTVなり
05 パラ・ユニフス
06 Waste Cabaret
07 GRID
08 ビストロン
09 CHEVRON
10 巡航プシクラオン
11 Space hook
12 アンチ・ビストロン
13 DUSToidよ歩行は快適か?
14 暗黒πドゥアイ
15 SOLID AIR
16 アンチモネシア
EC  ENOLA

仕事帰りでも夕食を食べる余裕すらありそうな近所で行われました。嬉しいというかなんというか(笑)
入場してまず驚く。向かって左手にギタースタンド。中央にディスプレイ(ノートパソコン?)の乗せられたキーボード、後ろ左手にはBLUE LIMBOの時に使われた円盤付きボタンパネル、後ろ右手にはミキサー卓のような大量のツマミの付いたものが(すみません機材の知識不足で)。

ここまではまあ、音楽に関係あるかなって言うセッティングなんですが。

右手前方に謎の巨大オブジェ(機械)が。

明日ちゃんと絵をかいてくるから!とにかく聳え立つ謎の物体にみんな興味津々で近寄って眺めてました。

会場の構造は1〜6列目まではフラットになってて、7、8、9列が段差がついています。10列からまたフラットになってました。んで、列は17列位まで。18.19列は関係者席のように数席あるだけ。

ちっさい。

それにしても今日の俺の席は7列目ど真ん中。
むしろ最前より見やすい。(ステージがかなり高めに置かれているため)最前の人はクビがつかれるんじゃなかろうか…

会場は謎の琴の音が鳴り響きとっても和風。つうか会場と言うよりビルで流してるBGMじゃないのかこれ。
開演のアナウンスのあと、警報の様なブザーが鳴り響き会場が赤いライトで照らされる。
ブザーに驚いた人は俺だけじゃないよ多分。
右手の機械の下方からスモークが吐き出され気を取られて居るうちにステージに平沢が現れ「二重展望3」。ここはまあ順当なトコとして次は…と思ったら「論理空軍」をカマされて驚く。
おおお立ちたい…と思っても今日はじっと我慢。前の方で数人立ってましたが。

平沢の今日の衣装は上半身はてろんとした光沢のない素材のシャツ。下はベロアっぽい素材のパンツ。どちらも黒。
脚ほっそいなあ。

「崇めよ我はTVなり」では、平沢がスタンドからギターを取り外し肩にかけてソロ。結構乱暴に弾く姿に今井君を重ね…たりしてました。うふ。
(いや、全然違うと思うんだけどね?)
平沢がギター弾くの好きです。ご本人はあまり好きではないようですが(^-^;

「パラ・ユニフス」では機械の中ほどから突き出ているパイプに口をつけ、レバーをぎったんばったんと引いて何事かノイズを発生させている模様。
おお、これも楽器であったか。でもこの曲の時しか使わなかった気が…

装置がたくさんあるので平沢が右へ左へと大忙し。回したり弾いたり歌ったりツマミいじったりそれはもうこまめに動いてました。
特にボタンなど…よく順番覚えてるなあと。
なんか下に小さいか見張ってあったんだけど、明らかに使用数に鑑みて小さいサイズだし。

かもめ(海猫?)のような声がしたその後は「GRID」なんてモノがきちゃって大喜び。平沢のシャウトにみんな喝采。…何故?(笑)
ギターソロの後、キーボードに向かって小走りしてる平沢。ラヴリ。
ここで回転台にペダルが付いているのを発見。おお、ここでもエフェクトをかけるわけだね…。

「Space hook」で床に落ちたピックを拾って弾く平沢。そういえばないね。ピック。普通はマイクスタンドに貼るけど、ないもんなあ。
引いた後は卓の上にぽい、っと投げてました。

「アンチ・ビストロン」腕組みしつつ微笑みながら歌う平沢がうれしい。「DUSToidよ歩行は快適か?」の曲途中に、一瞬ブレイクして「ハイ」っていうんだけど、

左手!平沢が左手上げて、「ハイ」って!

スーテーキー!
可愛い。50がらみのオッサンに言うのもなんですが可愛い!

曲曲の合間に時折ブザーがなる。なんだろう?

そして「暗黒πドゥアイ」

フーア スタンツ スファー πドゥアイ!

って叫ぶ平沢にまた喝采。うん。俺も好きよ。
そしてラストも

フーア スタンツ スファー 

の連呼な訳ですが。そしてそこでぴた、っと止まるのがCD 。

「フーア

 スタンツ

 スファー 





 SOLID AIR!」


キャー!!!!!!この雄たけびを聞けるとはまったく思ってなかったよう!
ものすごく大好きで俺はこの曲を聞くと自然にヘドバンが…耐えましたよ。ええ。座ってぶんぶん振っておりましたが(笑)

そして最後は「アンチモネシア」でクールダウン。アルバムの中でこの曲好きです。優しくて柔らかくて。

最後の最後も、気が付いたらいなくなっていた平沢。魔法のようだ…<よそ見多すぎです。

そしてアンコール。拍手が続かない自分がちょっと情けない(苦笑)<だってテンポ速かったんだもん!

しばらくして出てきて流れはじめたのは「ENOLA」。さすがにこれは会場が半分立ち上がりました。
(それでも前方の数列は座ってたんだけど)

かなり騒げそうなセットリストな事はたしか。スタンディングが楽しみです(笑)
そして、あの機械の謎とか、いろいろ判るとイイなあ。なんて思いつつ。

トーキョー・ビストロン、これより幕開けです。