47. 041113 トーキョー・ビストロン(核P-MODEL)
感嘆符までつけて楽しげに!
01 | 二重展望3 |
02 | SPEED TUBE |
03 | パラ・ユニフス |
04 | アンチ・ビストロン |
05 | DUSToidよ歩行は快適か? |
06 | Big brother |
07 | 巡航プシクラオン |
08 | 崇めよ我はTVなり |
09 | ビストロン |
10 | CHEVRON |
11 | アンチモネシア |
12 | Space hook |
13 | 暗黒πドゥアイ |
14 | SOLID AIR |
15 | 論理空軍 |
16 | ENOLA |
EC | フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ |
本日は寒いし結構人が集まったせいか時間どおりに開場して開場まで入れてました。
30分後に来なくてよかった…
入場すると隙間だらけの前方部に床に並べられた荷物がちらほら。
お前らはコインロッカーと言う文明の利器をご存じないですか。そうですか。
外タレライブのモッシュピットに放り込むぞコラ。
昨日に引き続き前まで行くの難しそうだったのですが
床に置かれたコートと荷物またいで前へ行きました。俺阿呆に使う思いやりなど無いし。
というわけで平沢度真ん前数列目の大変宜しい位置をキープ。わーい平沢近いよー♪
と簡単に機嫌の直る単純な俺。
それにしても開演前あまりに暇すぎて虚ろになったところにようやく「二重展望3」が始まる。
本日も扇子を手に平沢登場。扇子を右手に、左手を腰にあてて立つシルエットが見える。
4日間衣装は一緒でした。クリーニング屋さんお疲れ様です。
今日はいつもより長めに感じたのは気のせいですか?(笑)
昨日のロケシュー2でも驚かされたことだし、今回の1曲目は何かな、と始まったのは、
「SPEED TUBE」ですってえええええええ!!!!
うおお嬉しい。嬉しすぎる…「P-MODEL」のアルバムの1曲目。これが好きで学生のころいつも歌っていた俺としてはもう感無量…。
P-MODELを好きになったころの曲が聞けてホント嬉しいったらない。始めて聞かされたのがこれの入ってたアルバムでさ。
「アンチ・ビストロン」で扇子を手にし、ぱたりぱたりと扇ぐ。微かに笑っているかな?って気配がする。
「DUSToidよ歩行は快適か?」でもちろん「ハイ」と手を上げてご挨拶(?)
だってちゃんとちゃんと左手上げるんだものー!
平沢は本日、ギターを手にして下の段まで降りて来るサービスっぷり。
ギターのネックをを振り上げ叩きつけるように腿でギターの背を蹴ったり、アーム利かせまくりで激しいことこの上なし。うっとり。
でもそこはかとないキュート感とかラヴリ感とか漂ってしまうのが平沢。
当然俺は「暗黒πドゥアイ」〜「SOLID AIR」のコンボでもうどこかへ飛んでしまう(笑)
SOLID AIRで前に出てきた平沢。今日は最後のせいかサービスもしっかりです。
「ソリッドエアー!」の絶叫と共に反射的に暴れてしまう俺。
πドゥアイのシャウトもその直後に来るファルセットも大変素晴らしく聞き惚れる。
そろそろ終わりかなーと思ったら「論理空軍」&「ENOLA」まだまだ行くか!というわけで盛り上がらせていただきました。
昨日に引き続き「ごきげんよう」と平沢退場。
手拍子&足踏み鳴らしはいつからそんな事になったのでしょう(笑)
まあ余り気にしない方なんでもちろん参加。こういうのは揃ってるほうが好きなので。
いつもならライトがついて平沢が登場するはずなのに。
ステージ上空のままイントロが始まり赤と白のライトが明滅する。
ギターを持って平沢登場。
しかしてその口から発せられたものは!
「フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ」
うわーもう俺死んでもいいかもー!!
ただひたすら平沢がそのフレーズを口ずさむだけの曲なんですが、会場大変な盛り上がりです。
曲曲の合間に手拍子が加わるのですが、平沢が両手を頭上に上げて一緒にハンドクラップ。きゃー!!
あんまりに久々すぎて手拍子のタイミングを掴むのが必死だったのはナイショだよ(笑)
そして曲が終わると同時に退場。さすがに本日ばかりはと誰も会場を後にせず平沢コールが鳴り響く。
客出しのビストロンが再生されてスタッフの方がメガホン片手に退場を促してももちろんこれですっきり会場を後に出来るわけもなく。
ひたすらに手を打ち鳴らしていると、ステージにライトがつく。
もちろん割れんばかりの歓声の中、平沢が登場。
「…やかましい」
あくまで穏やかで言う声には険などもちろんかけらもなく、ひたすらに優しく微笑ましいわけですが。
以下MC大意。(台詞そのまんまじゃないのでご理解よろしゅう)
「えー。かくも賑々しく、核P-MODELと言う新人のライブにお集まりくださいましてどうもありがとう。
アンコールにお答えしたいのは山々なのですが、なにぶん新人なもので。
培養層(ステージ上手のオブジェのことね)の水もにごってきましたし…これは中の金網のせいでしょうが。
これからも亜種音の健全なる育成のため…殺人者が跋扈する世界に送り出すのは誠に忍びないのですが
では解散。」
そう言ってすたすたと立ち去る平沢。
打ち込み系の人々の常として、余分なアンコールは難しいので(いやソフバみたくおんなじのやってくれたって良いんだけどさ!)
今度はおとなしく解散する皆様。
平沢を非インタラクティブで見たのは数年ぶりで、当時とはなにぶん自分の考え方も変わってきているので周囲のたたずまいには多少戸惑いましたが
平沢は文句無しに4日間私達を楽しませてくれました。
4日間、無理して行ってよかったと思ってます。
んで、ここを読んだ人でもし、以後もP-・平沢のスタンディングに訪れる方のためにワタシからささやかな御願いです。
レポ以外の物を読みたくない方はスクロールしないで下さい。
大事な点はまず2つ。
・荷物はコインロッカーに。手ぶらが基本です。
・長い髪は纏めるか、結って前に流す
この2点を守るだけでも、周囲の人と自分が快適にライブを見られる確立は高くなります。
まずは自分の快適さのために、気をつけてみてください。
人々が密集する場所では、小さな金具が実は結構危険なものに変身します。
満員電車の中でバックの金具に引っ掛けてイタイ思いをしたことある人、結構いるのでは?
その延長ですが、平沢と同じバッジを身につけたい気持ちはよく判ります。
押しもないスタンディングではそれも安全だと判断できることかもしれません。
ただその数センチ四方のプラスチック片がちょっとした接触でアナタや他人を傷つける可能性はゼロでは有りません。
その事を一瞬でも考えた上でその手荷物その格好ですか?と疑問に思うことしきり。
2日間どちらも髪の長いお嬢さんの後ろに立ったわけですが
その素敵なロングヘアーが後ろに流されるたびにばっちばっち俺の顔に当たりまくり
纏めてからもそのふさふさした先端が俺の顔を撫でるわけでもうホントにカンベンしてくれと。
汗かいた腕に絡まりついて引っ張られるのも心地いい経験では有りませんでしょうし。
髪を結わないで不快を覚えるのは周囲より自分の方が多いはずです。
ライブマナーと言うものを声高に叫ぶ気はまったくないです。自分だって誰かを不快にさせているはずですから。
ただ、「相手と自分を不快にさせない方法」を、少しばかり考えるだけでもまったく違ってきます。
俺だって偉そうな事を言えるわけでは有りません。なにせ人より容積大きい身の上ですからね(笑)
だからそのことで人に迷惑かけたくない、とはいつも思っています。