59. 050626 13th FLOOR WITH MOONSHINE(BUCK-TICK)
飛びきり、上手に、優しくうたうの。 愛に満ちたメロディ。

SE ENTER CLOWN
01 降臨 
02 Cabaret
03 異人の夜
04 MY FUNNY VALENTINE
05 ALIVE
SE CLOWN LOVES Senorita
06 Goblin
07 Tight Rope
08 謝肉祭-カーニバル-
09 キラメキの中で...
10 道化師A
SE LullabyII
11 Passion
12 DOLL
13 月蝕
14 seraphim
15 タナトス
16 夢魔-The Nightmare
   
EC1 JUPITER
EC1 ノクターン−Rain Song-
EC1 悪の華
   
EC2 ROMANCE
EC2 DIABOLO
   
SE WHO'S CLOWN?

あっちゃん:タキシードver.
今井さん:クラウン赤まいまい
ヒデ:ストライプ黒ジャケット&ラメシャツ
ユータ:ストライプダブルジャケット&えんじシャツ
アニイ:赤ジャケット

昨日が本編変更無しだったので、ちょっと舐めてかかっているといきなりなり始めた「MY FUNNY VALENTINE」に腰抜かす。
みんなのびっくりした顔を見てちょっと満足そうだったゆたさん。

ALIVEで中央に出てくるヒデ。きらきらのシャツに釘付け。この人が着るとどうしてこうも爽やかかな!
間奏では中央階段に登る。この曲がヒデの見せ場?

「さあ俺のクラウン…」と言われつつCLOWN LOVES Senoritaで道化師役の人が昨日同様何かを振り回す。
蛍光塗料の塗られたボールにシフォンの布切れがついてるようなもんかな。両手に持ってぐるんぐるん。

ゆうたさんがgoblinで目の前に来て弾いてくれましたヤッホーイ!
本公演では前に行くつもり無かったので駆け寄りたい気持ちをこらえつつ手を振る。
その後は中央に行っていつもの様に背中向けて弾いたり。
ヒデは花道に行ってた気がする…な…

「謝肉祭」アニイがチョコチョコと調子悪そうで、む?と思う場面がいくつかあり。

「キラメキの中で…」で跳ねるゆたさん。あっちゃんは今井さんのギターに合わせてライトを明滅させて客席を照らしたり、メンバーを今井さんからアニイ、ゆうた、ヒデと順番に照らしていく。鏡に反射させて照らそうとしていると角度がうまくいかないのかゆたさんにライトが当たってうれしい。あっちゃん好き。

LulubyUでバレリーナとクラウンが登場。クラウンは冒頭のピエロの格好ではなくてフード付の黒装束に松明を手にしていました。
「Passion」のイントロであっちゃんがバレリーナの腰に手を回してゆっくりとステージの中央に歩いてゆき、ゆっくりと仰け反るバレリーナの胸に顔をうずめる。ショーだと思えばそれほど腹は立たない。
ただその、自分勝手なイメージの「Passion」とは少し違うものになってしまいそうではあるんだけど。
それでもその所作に心を奪われるのはあっちゃんの凄みかな。

昨日の失敗の所為か「DOLL」でひでがじいっとアニイのほうを見ていたのが印象的。背中。
そしてMonaLisa…と思っていたら今井さんの持ってるギターが違う。いつもならVを持っているのに今日はスタビを手に。あれあれ?と思っていたらあっちゃんが壇上に上り、椅子に片足を乗せる。
始まったのは、「タナトス」。アンコールにこれが入ってるとうれしい俺は大喜びで頭振ってました。

夢魔でみんな両手を上げる。この曲のラストに、くるくる、って回ってすとん、と椅子に腰掛ける今井さんが素敵。
ゆうたも客席を見ながら凛々しい顔してる。

アンコール。
幕が上がると同時に始まったのは「JUPITER」。
何度も何度も聴いた曲のはずなのに、なんだか今日はそういうお腹一杯感は無くて。
ああきれいだなあ、ってあっちゃんの声を聞きながらゆうたのベースを弾く姿を眺めてました。
「瞼 浮かんで消えてゆく残像は」のあたりの高いベースの音が好きなんです。
何度か書いた気がするけど、自分の音がこの会場に響き渡って、それを見てみんなが幸せになっているのって、演奏してる側にとってもすごく幸せなことなんじゃないかなあ、と思います。

曲が終わり暗くなってノクターンが始まる。この曲の間奏の激しさと赤いライトが素敵。
これはアコギを奏でるヒデの手元をじっと見てしまう。
「それじゃ、早いヤツやります」と始まったのは「悪の華」。

最後にゆうたは、上手から下手の花道を、結構ゆっくり目に優しい顔して手を伸ばして歩いてくれました。
上手のスピーカー付近でぴぴぴ、っと腰で手を拭いて、それからみんなの手に触れてくれる。
必ず手を拭いてから、なとこが可愛くて大好き!
最後は下手の花道奥についてる扉を開けて消えてゆきました。

2度目のアンコールは結構早めに出てきてくれました。あっちゃんが手を上に伸ばしてポーズをとると、明るかった照明が暗く青くなるのが印象的で気に入ってます。
メンバー紹介ではアニイのドラムソロのときに最初はアニイのほうとか向いてたんだけどラストの方は結構無関心な顔をしていたひでひこが好きです。わしわし、っとくびの後ろをなでる仕草がニクイ。男前め。
ゆたさんは腰掛けつつ微笑を浮かべてアニイを見てました。

クラウンとバレリーナの二人も紹介されると、クラウンが火のついた細い棒を手品でバラの花にしてバレリーナに渡す。
「渡しちゃった(照)」みたいな振りをしていると、バレリーナさんがあっちゃんにそのバラを渡しているのを見てがーん!
としてるクラウンと、「しまった!」みたいに笑顔交じりでびっくりして見せるあっちゃんが素敵。

ラストのディアボロではクラウンとバレリーナも入り混じってのグランドフィナーレ。クラウンがゆうたにかぶりそうで立ち位置を微妙に変えつつがんばって見てました。クラウンのおじさんと今井君が並んでゆれてたのが可愛い。(目線合わせてたと思うんだけど)

ラストはゆたさんもお姫おじぎで退場。ステージの上にはバレリーナだけが残される。

本公演に比べて場末のショー的ないかがわしさが増してますます素敵になった気がします。
それにしてもゆうたさんの素敵さよ…。

こっから先はどこの部分だか忘れてたことをつらつらと。

なんかの曲のときにゆうたさんってば、始まる前から降りてこようとするかのように中央階段に出てきて、ちょっと期待とかしたんだけど、「あ、でもやっぱりやめー」って感じで定位置に戻るゆたさん。出てきていいのにー。
あっちゃんの髪型をこの日結構ちゃんと見たのですが、後ろが短めで、ざくざくとカットされてたのがすごく格好良かった。
「道化師A」で、帽子が見つかんなかったのか、「俺の帽子を返せよ 髭の女装歌手」と歌ってたのが受けました。ぼ、帽子?ときょとんとしていたのは内緒。

今日もとにかくヒデの光る胸元に釘付け。だって照明受けてきらきらと光るのだもの!
照明といえば、ユータさんの弾いてるベースのペグ(弦を巻くところです)に照明が当たって、光のラインがきらきらとしてるのがきれいでずっと見とれていました。ゆうたさんの動くのにあわせて光も揺れて。

冒頭部分で、ゆうたがアニイとそっくり同じ表情をしていたのが和みました。
アニイがよく、あごを引いて口を一文字にしてるあの顔、そっくり同じだったの。
やっぱこの二人兄弟なんだなあ、としみじみ思う。

とにかくステージもステージの外も楽しかった名古屋、いいもの見せていただきました。